無人販売店で弁当と現金盗む 防犯カメラに犯行の一部始終 犯人の顔を公開も…再び 北九州市 (23/01/11
HTML-код
- Опубликовано: 13 дек 2024
- 年末と元日に相次いだ無人販売の弁当店での窃盗事件。
一部始終を防犯カメラが捉えていました。
これは北九州市八幡東区にある無人販売の弁当店に設置された防犯カメラの映像です。
大みそかを翌日に控えた12月30日午後10時すぎ、スマートフォンを耳に当てながら店にやって来た男。
ポケットから財布を取り出すと、小銭を会計用の箱に入れているように見えます。
その後、弁当2個を袋に入れて立ち去りました。
無人店舗でのありふれた光景のように見えますが、この店のオーナーは怒りをあらわにします。
◆銀次郎のお弁当 恵山高志オーナー
「弁当は2つ盗って、100円玉、500円玉、合わせて2000円くらい(の被害があった)」
映像をよく見ると、男は小銭を箱に入れていると思いきや、逆に小銭を財布に入れていることがわかります。
その後、小銭の出し入れを繰り返すこと9回。
防犯カメラが捉えていたのは、無人販売であることをいいことに、現金約2000円と弁当2個を持ち去った卑劣な窃盗事件でした。
◆銀次郎のお弁当 恵山高志オーナー
「もともとは空き店舗だったんですけど、コロナが始まって弁当を作って売ろうかと、業態をちょっと増やした形でスタートした」
コロナ禍で人手不足だったことから始めた無人販売店。
再び盗まれる被害に遭うのを防ごうと、オーナーの恵山さんはこんな対抗策に打って出ました。
あの男の顔を拡大して印刷したポスターです。
これを見れば犯行を思いとどまるだろう。
そう思って店内に貼り出しましたがー
その2日後の元日の午後9時前。
黒っぽいコートを着た男が店を訪れました。
前回現れた男と見比べてみると、服装は違いますが、首の後ろに同じようなほくろがあるのが分かります。
男は店内を物色したあと、購入を見せかけるためなのか小銭を入れました。
そして慣れた手つきで弁当を袋の中に。
しかし、次の瞬間ー
自らの姿が映ったあのポスターに気がついたのでしょうか。
数秒立ち止まりじっと見つめています。
しかし犯行を思いとどまることはなく、前回と同じように小銭をつかんで店をあとにしました。
◆銀次郎のお弁当 恵山高志オーナー
「(男を)追いかけていったというか、追跡したんですよね」
実は恵山さんは防犯カメラの映像をリアルタイムで監視していて、通報で駆け付けた警察と共に店の近くで似た男を発見したといいます。
◆銀次郎のお弁当 恵山高志オーナー
「呼び止めて、ちょこっと話して、警察官が『(弁当)盗ったでしょ?』『はい。出来心で』と」
◆銀次郎のお弁当 恵山高志オーナー
「(窃盗犯が)また来るんじゃないか、いま来てるんじゃないか、ずっとその感覚がありますので、精神的に疲れます。とにかくやめてもらいたいですね」
警察は窃盗事件としてこの男から任意で事情を聴いています。
(TNC報道ワイド「記者のチカラ」 2023年1月11日OAより)